京都駅から少しだけ離れた、河合神社を紹介します。
河合神社は下鴨神社の摂社で、神武天皇の母・玉依姫命(タマヨリビメ)を祀っています。
玉依姫命は美麗の神として知られており、美麗の祈願絵馬である鏡絵馬がいま女性に大人気です。
概要
名称
河合神社
所在地
京都市左京区下鴨泉川町59
アクセス
叡山電車・京阪電車出町柳駅より徒歩約10分
もしくは市バス「糺の森」バス停より徒歩約5分
こんな人にオススメ
美麗祈願の神社として知られているだけあって、特に女性グループで行くと大変盛り上がると思います。
実際、私が行ったタイミングは学生の卒業旅行の時期だったこともあってなのか、学生と思われる女性グループが多めだったように思えました。
もちろん、一人旅にカップル旅にもおすすめです。
心が落ち着くような雰囲気の場所なので、静かに散歩するのに良いスポットです。
滞在時間
そこまで広い神社ではないので、河合神社だけだと30分~1時間程度と見ておけば充分楽しめます。
ただ、すぐ近くに下鴨神社もあるため、下鴨神社+河合神社で2時間程度を見ておくことをおすすめします。
費用
入場料はかかりませんが、有名な鏡絵馬を描くのであれば、800円が必要です。
アピールポイント
京都駅から少し離れ、糺の森(ただすのもり)という緑豊かな場所に位置した河合神社。
空気が澄んでいるように感じるため、普段の喧騒から離れて、深呼吸しながらゆったり散歩するにもぴったりです。
比較的こじんまりとした境内に入ると、なんだか心が洗われるような気持ちになります。
自分の願い事と真っ直ぐに向き合って、集中して祈願できる場所です。
鏡絵馬を描いてみました
冒頭でも記載した通り、河合神社といえば、手鏡の形をした鏡絵馬です。
鏡絵馬とは、眉毛と目、鼻、口だけがシンプルに描かれた絵馬のことです。
これに、自分が「美しい」と思うような化粧を施し、その通り自分も美しくなるように祈願するものです。
今回、河合神社に行ったことのある友人から「御利益があった」という話を聞いた私は、どうしても鏡絵馬を描いてみたい!と思い、わくわくしながら京都駅からバスに飛び乗りました。
河合神社に到着し、お参りした後に早速鏡絵馬を受け取りました。
すぐそばには、作業場のようなところがあったので、そこで絵馬に化粧を施していきます。
屋根もあったので、雨の日でも安心のようです。
普段使用している化粧品を持ち込み、それらで絵馬に化粧を施してもよいとのことですが、私は今回忘れてしまったので、作業台に備え付けられた色とりどりの色鉛筆で描いていくことにしました。
自分が「美しい」と思うような容貌を頭に思い浮かべながら、丁寧に作業を進めます。
普段私も化粧が好きなので、絵馬に化粧をさせていく工程はとても楽しいものでした。
作業を始めて、15分ほどで完成した絵馬がこちら。
最後に、絵馬の裏に願い事と自分の氏名を書いて、絵馬掛所に向かいます。
絵馬掛所には、ありとあらゆる化粧を施された絵馬がずらりと並んでおり、その様子はまさに圧巻です。
全国各地から、美麗のご利益を受けるために多くの人々が集まっているのだということがわかります。
「外面も内面も美しくなりたい」という人々の強い気持ちが伝わってきました。
最後に自分の願い事を心の中で唱えて、河合神社を後にしました。
まとめ
美麗祈願の神社として有名な河合神社。
女子に限らず、美しくなりたいという願いを持つ人としては、見逃せないスポットなのではないでしょうか。
京都駅からは少し離れた場所にありますが、足をのばすだけの価値が十分にあるスポットです。
ぜひ行ってみてください。
※この記事は2020年1月に行った際の体験談です。(30代前半/女性)