京都・下京区に位置する市比賣神社。
こじんまりとした小さな神社なのですが、女人厄除けの神様が祀られており多くの女性で賑わっています。
今回はそんな市比賣神社をご紹介したいと思います。
概要
名称
市比賣神社(いちひめじんじゃ)
所在地
〒600-8119 京都府京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
アクセス
京阪本線
清水五条駅1番出口から徒歩7分
地下鉄烏丸線
五条駅5番出口から徒歩10分
京都市バス
「河原町正面」停留所下車 徒歩2分
JR京都駅からタクシーで約10分
こんな人にオススメ
女人厄除け神社ということで女性の方にオススメの神社です。
女子旅の散策スポットとして注目を集めていますよ!
良縁・子宝・安産と、女性ならではのお願い事を全て叶えてくれる、と人気のパワースポットとなっています。
滞在時間
境内はわりと狭めで小さな神社なので、散策しながら参拝しても20~30分あれば十分です。
周辺にはお洒落なカフェもあるので、参拝後は散歩がてら周辺散策してみてはいかがでしょうか?
費用
無料で楽しめます。
アピールポイント
市比賣神社は京都の左右両市場の守護神として、延暦14年(795年)堀川の七条に創建されました。
その後、天正19年(1591年)に現在の地へ移転。
全国に祀られている市比賣社・市姫社の総本宮として多くの信仰を集めています。
地元の方からは「いちひめさん」の愛称で親しまれていますよ。
市比賣神社の御祭神として祀られている神様は5柱で、すべてが女神様という少し珍しい神社なんです。
そのため女性の守り神として人気の神社であり、子授けや安産などの女性のお願い事にご利益があるとされています。
女人厄除け祈祷も有名で、全国各地から女性の参拝者が跡を絶たない、京都屈指のパワースポットとなっています。
女性の幸運を招くおみくじ
SNSを通じて話題になっている市比賣神社のおみくじ。
このだるまのような見た目の可愛いらしいおみくじは「姫みくじ」といいます。
女の子の健やかな成長を願う雛人形のように、女性と人形は深く関わりがあることから、人型のおみくじになっているそうです。
この姫みくじは、お守りとして持ち帰ることも可能となっていますが、奉納していく方が多いみたいで、境内には姫みくじがぎっしりと並んでいます。
ここでしか見られない景観です。
境内に奉納する際は姫みくじに直接願い事を書込み、境内にある井戸「天之真名井(あめのまない)」の上に奉納しましょう。
そしてこの井戸、天之真名井も市比賣神社の見どころの一つです。
かつて皇子・皇女誕生の折には、この井戸水が産湯として使用されていたという伝承が残されているんです。
現在では絵馬を掛け、この御神水を口に含み手を合わせると願い事が一つ叶うとされる「一願成就まいり」という信仰があるそうですよ。
洛陽七名水の一つにも数えらているこの名水は、まろやかな口当たりでした。
ちなみにこの井戸水はお持ち帰りが可能となっていて、社務所では天之真名井の水を入れるための「御神水」と書かれたペットボトルも販売されています。
私が訪れた時は、ペットボトルを持参してこの井戸水を汲んでいく女性もいらっしゃいましたよ!
半分は飲み水として体内を清め、残り半分はお風呂を沸かす際に使用し体外からも清めるようにすると良いみたいです。
まとめ
女性なら一度は訪れておきたい市比賣神社、いかがでしたでしょうか?
マンションと一体化されているという、ユニークな外観も見どころとなっています。
京都中央市場のほぼ中央の位置にあたるところにはご分社が祀られているので、市比賣神社に訪れる際はそちらにも足を運んでみてくださいね!
※この記事は2020年11月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)