【京都】近年若い女性を中心に大人気!長い歴史を持つ粟田神社

1000年以上の長い歴史を持つ由緒正しい粟田神社。
八坂神社をこの地に勧請したのが始まりとされており、古くから旅立ち守護神として信仰を集めています。
今回はそんな粟田神社をご紹介していきたいと思います。

概要

名称

粟田神社

京都府、粟田神社の入口

所在地

〒605-0051 京都府京都市東山区粟田口鍛冶町1

アクセス

地下鉄東西線
東山駅1番出口から徒歩7分

東西線
蹴上駅2番出口から徒歩7分

京都市営バス
神宮道バス停下車 徒歩5分

JR京都駅からタクシーで約15分

こんな人にオススメ

旅立ち守護の神として知られているため、旅行で京都観光される方におすすめの神社です。
道中の安全を祈願してみてはいかがでしょうか。
また、刀剣乱舞の聖地でもありファンには堪らないスポットとなっています。
最近では手水舎が写真映えすると話題になり、若い女性を中心に注目を集めています。

滞在時間

境内は摂社が多く、参拝・散策してまわるとなると30分は必要になってくると思います。
鳥居から境内まで向かうには坂を登らないといけませんが、高台から眺める景色は美しく、休憩できるスペースもあるので長居したくなるような心地よさを感じることが出来ます。

費用

無料で楽しめます。

アピールポイント

粟田神社は貞観18年(876年)に創建された歴史ある神社です。
創建当初は感神院新宮、粟田天王宮と呼ばれていたそうですが、明治になり粟田神社と改められ現在に至ります。
粟田神社は、京都と地方を繋ぐ街道の出入り口「京の七口」の一つである粟田口の近くに位置しています。
かつて粟田口は東海道・中山道とを繋ぐ東の出入り口でした。
そのため、東へ旅する人々は道中の安全祈願を粟田神社で参拝するようになり「旅立ちの神」として信仰されるようになったそうです。
境内は少し坂を登った小高いところにあるので見晴らしも良く、平安神宮の大鳥居も見ることができます。

若い女性が集う神社

平安時代から室町時代にかけて粟田神社の周辺には、三条派・粟田派と呼ばれる刀鍛冶の集団が住んでいたとされています。
山城の国の刀鍛冶発祥の地ともいわれ、後世にまで名を残す名工を数多く輩出してきた場所でもあるのです。

境内にある摂社「鍛冶神社」では製鉄・鍛冶の神とされる天目一箇神(あめのまひとつのかみ)と共に、名工・三条小鍛冶宗近と粟田口藤四郎宗近も祀られています。
悪縁切りや良運を切り開く神として信仰されている鍛冶神社は、大人気ゲーム「刀剣乱舞」ゆかりの地とされ、多くの女性参拝客が訪れるスポットとなりました。

粟田神社では絵馬も刀がモチーフとなっていて、まさに聖地と呼ぶに相応しい神社として大人気。
絵馬の書き込みから、多くの刀剣乱舞ファンが訪れていることがうかがえました。

また、手水舎も注目を集めているんです。
手水鉢に花を浮かべる「花手水」を行う神社が多いですが、こちらの手水鉢にはアヒルが浮かんでいます!

京都府、粟田神社のアヒル

10月18日に宮司さんがこのアヒル手水をTwitterにアップすると、ものすごい反響があり話題になりました。
写真映えすると人気で、私が実際訪れた時もアヒル手水の写真を撮る方がたくさんいらっしゃいましたよ!

手水鉢の掃除を行った際に氏子さんがご自宅から持ってきたアヒルを入れられ、このようなかわいいアヒル手水が誕生。
目で見て楽しんで頂けるようにという想いから始められたそうで、アヒルたちが汚れるまで続けられるとのことです。

まとめ

ゲームやSNSを通じて話題になり注目を集める粟田神社、いかがでしたでしょうか?
境内はそれほど広くはないながらも、見どころが多い神社となっています。
皆さんも是非一度訪れてみてくださいね!

※この記事は2020年11月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)