自然が豊かな熊本でも珍しい、裏側に回って見られる滝があります。
今回はそんな鍋ヶ滝についてご紹介します。
目次
概要
名称
鍋ヶ滝
所在地
熊本県阿蘇郡小国町黒渕
アクセス
大分自動車道九重ICから車で45分程度
熊本駅からであれば車で1時間45分程度
こんな人にオススメ
自然が好きな方、水辺が好きな方、写真を撮るのが好きな方にオススメです!
滝に行くまでの道はあまり整備されていない場所もあるので、お子様連れの方は手を引いてあげる、おんぶするなど補助してあげた方が安全です。
自分で歩くことができれば、子どもからお年寄りまで、幅広く楽しめると思います。
実際に小さいお子様連れのファミリーや、友人グループ、大人の親子、カップルなど様々な人が訪れていました。
滞在時間
1時間は滞在できます。
写真を撮ったり、水辺で遊んだりするのであればさらに1時間みても良いと思います。
費用
入場料
大人 300円
小・中学生 150円
アピールポイント
「爽健美茶」のCMのロケ地として一躍有名になった鍋ヶ滝。
高さは10mと滝にしては小規模ですが、その分幅が20mもあり、まるで水のカーテンのように見えます。
そして、そのカーテンの裏に歩いて入れて、滝を裏から眺めるというとても珍しい体験ができるのが何よりの魅力です。
まるで水のカーテン!穏やかな滝
滝というと、水がとても高い所からドドドドッと落ちてくる雄々しいイメージがあるかもしれません。
ご紹介する鍋ヶ滝はとても優雅です。
こちらの写真をご覧ください!
木漏れ日のやさしい光を浴びて、水がまるでカーテンのように落ちていきます。
高さが10mとあまり高くなく、その分幅がその倍の20mほどもあるのでこんな風景になるんです。
水しぶきはさほど激しくなく、近づいても少し湿る程度なのでかなり近づいても大丈夫です。
滝の水が落ちた先は浅い川になっていて、水に入って遊んでいる子どももいました。
美しい緑色の体が特徴のカワトンボが飛んでいて、見ているだけでも涼やかな気持ちになります。
入り口から山の中に作られた階段を下り、砂の敷かれた道を通ってかいた汗も、滝の細かい水しぶきと涼しい空気でスッと引いていきます。
滝に近づく時に岩道を通りますし、足元が濡れることも考えられるので、滑りにくくて濡れてもOKな靴で行くことをオススメします。
お子さんは脱げにくいサンダルなどがあると良いですね♪
滝の裏側に回れる「裏見の滝」
道は滝の近くまで続いていて、その先の岩道を滑らないように注意しながら歩いていくと、そのまま滝の裏に行けるようになっています。
滝の後ろ側が洞窟のような形になっているので、そこに入って滝を見ることができるのです。
水が落ちる音が洞窟に響くので、表から見るよりも迫力があります!
見上げると、滝の水を通して木漏れ日がキラキラと光って見えて、とても美しいです。
滝を裏側から見るので、鍋ヶ滝は別名「裏見の滝」とも言われます。
爽健美茶のCMでは、岩の上でこの穏やかな滝の水を浴びるシーンがありますが、普通の滝だったら痛くてとても危険ですよね。
落差のあまりない鍋ヶ滝だからこそできた撮影だったのだと思います。
最近では写真映えするということで、ほとんどの人がスマホやカメラを片手に観光に来ています。
滝の裏から記念撮影って、なかなかできない体験になるのではないでしょうか。
実際に多くの人が滝の裏で自撮りしたり、記念撮影をしたりしていました。
是非貴重な一枚を残してみてくださいね。
まとめ
「裏見の滝」として有名な鍋ヶ滝、いかがでしたでしょうか。
車で行く際、カーナビには鍋ヶ滝ではなく、近くの「坂本善三美術館」に設定することをオススメします。
美術館からは案内板に従っていけば迷わずにたどり着けますよ。
夏場は特に人気のスポットになっています。
涼しくて珍しい滝を是非見てみてくださいね!
※この記事は2019年6月に行った際の体験談です。(30代前半/女性)