国内の中でも温泉地として有名な箱根。
標高541mの場所に変わった美術館があります。
神奈川県箱根町にある箱根彫刻の森美術館です。
美術館なのに足湯があったりカフェやレストランがあったり、そんな箱根彫刻の森美術館の魅力をご紹介したいと思います。
目次
概要
名称
箱根彫刻の森美術館
所在地
〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
アクセス
電車
箱根湯本駅から箱根登山鉄道にのり彫刻の森駅で下車。
現地まで徒歩2分
バス
箱根湯本駅から箱根登山バスに乗り、仁の平入口で下車。
現地まで徒歩6分
車
御殿場方面から行く場合
東名御殿場ICで降り国道138号線に乗り、強羅方面右折後、県道723号線の約2km先
東京方面から行く場合
東名厚木ICで降り小田原厚木道路に乗り、国道1号線に入った後、宮ノ下交差点を左折、強羅方面に右折し県道723号線から500mm先
こんな人にオススメ
美術館といっても、室内でかしこまって芸術作品を見るようなところではありません。
雄大な箱根の山々に囲まれた屋外庭園に作品が展示されていて、散歩しながら気軽に芸術作品を見ることができます。
それだけでなく子供が遊べる体験型アートがあったりカフェやレストランもあるので、子連れのファミリーはもちろん、若いカップルやお年寄りなど誰もが楽しめると思います。
滞在時間
敷地面積が7万平方メートルと東京ドーム約1.5個分あたいする広大な庭園なので、2~3時間は楽しめます。
また、カフェやレストランも常設されているので、長い人では4~5時間滞在する人もいます。
費用
入場料
大人 1,600円
大学生、高校生 1,200円
中学生、小学生 800円
アピールポイント
箱根といっても強羅に近く、標高541mの場所にあるため、周りにある山々の眺めがとてもよいです。
そんな場所に広大な庭園があり、迫力ある芸術作品であるオブジェがいくつも飾られています。
自然と芸術を同時に楽しむには絶好の場所ですよ!
自然の中に似つかわしくないオブジェがおもしろい
彫刻の森美術館は、このような不思議な芸術作品がところどころにあります。
これら芸術作品を間近で見ると、ものすごい迫力です。
ちなみに写真に写っているのは、ニキ・ド・サン・ファールという人の作品で、巨大な女性像シリーズの中の1つ。
カラフルな模様の服に、小太りで顔が小さく、足が大根足のように太いのが特徴です。
他にも、巨大な顔が横になっていて一生涙をながしている作品や、巨人の手の上で小人がなにかを叫んでいるような作品など、よくわからないけど目をひく作品がいっぱいあります。
対照的に近代的なポップアートもあって、若い人でも飽きさせない工夫がされています。
歩き疲れたらほっと一息できる足湯がうれしい
彫刻の森美術館にはなんと足湯があります。
しかも無料で利用することができます。
広大な敷地を1~2時間歩いていると疲れてくるので、そんなときに足湯に入れるのはうれしいですよね。
でも、帰るとき濡らした足どうしようっていう人でも、敷地内にタオルが100円で販売しているので大丈夫。
しかも販売しているタオルは、美術館オリジナルの絵柄がついているタオルなので、お土産として買っていくのもいいですよ。
まとめ
箱根は温泉を目的として行かれる方が多いでしょうが、こういった変わった観光スポットがあるのも箱根の魅力です。
美しい山々を眺望できる場所に、日ごろ目にすることがない変わった芸術作品を堪能することができます。
疲れたら足湯に入って、お腹すいたらレストランでおいしいご飯を食べて、充実した一日を過ごせると思いますよ。
箱根に行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
※この記事は2022年4月に行った際の体験談です。(40代後半)