草間彌生さんの作品「赤かぼちゃ」がある事でも有名な直島ですが、実は芸術的なスポットが島中にたくさんあるのをご存知でしたか?
徒歩で移動できるほど小さな島ですが、魅力がたっぷり詰まっていました!
目次
概要
名称
直島
所在地
香川県香川郡 直島町
アクセス
本州、四国から直島メインの港(宮浦港)まで船でのアクセスが主流です。
岡山県宇野港より:
フェリー/旅客船で15~20分(片道300円)
香川県高松港より:
フェリーで60分(片道520円)/高速旅客船で35分(片道1,220円)
こんな人にオススメ
アートが魅力の島なので、芸術に少しでも興味のある方におすすめです。
全体的に落ち着いて回っている方が多い印象でしたので、静かにゆっくりと楽しめる友人やご家族と行くとよいかと思います。
私は一人で行きましたが、自分のペースで歩いたり写真を撮ったりコーヒーを飲んだりできたので、一人旅にもとてもおすすめです!
滞在時間
私は午後から約6時間程度滞在しましたが、時間が足りず美術館は全く見る事ができませんでした。
外にあるアートなどはしっかり楽しめましたが、少し残念な思いをしましたので、島に1泊してゆっくり回る事をおすすめします!
費用
上述のフェリー代は必ずかかります。
美術館や作品によっては1,000円程度の入場料がかかる場所もあります。
また、島内のアーティスティックな銭湯は650円です。
訪れるスポットによって費用は変わってきます。
アピールポイント
徒歩で十分回れる範囲に美術館や空き家を活用した芸術的な建築、赤かぼちゃをはじめとする屋外展示作品などアートがぎゅっと詰まっています。
自然豊かで、瀬戸内海の海は穏やかで、島全体にゆったりとした時間が流れているようでした。
岡山県か香川県から船に乗っていくため時間がかかりますが、その分旅行気分も高まります!
島中に潜んでいるアートを見つけながら島を散策!
フェリーに乗って宮浦港に到着すると、有名な赤かぼちゃが出迎えてくれます。
港の近くにはもう一つアート作品“直島パヴィリオン”が展示されていて、アートの島に来たことを実感できます!
そこから島の奥の方に向けて歩いていくと、街中の壁など至るところに遊び心のあるアートが現れます!
例えばこちら
家屋の外壁に石のようなもので描かれたフォトスポットがありました。
ほかにも本当にたくさんありますので、カメラを片手にゆっくり歩いてみてください。
いくつかおしゃれなカフェもありましたので、疲れたらそこで一休みするのもリラックス出来ておすすめです。
空き家を活用した“家プロジェクト”
島の奥のエリアには、“家プロジェクト”と称して、空き家を活用したアートが点々と配置されています。
共通の入場券もありますので、お時間があれば、スタンプラリーのように全て行ってみると楽しいと思います。
美術作品なので撮影禁止の場所も多いですが、一軒一軒が全く違うコンセプトで回り甲斐がありました。
個人的なおすすめは、暗闇の世界を体験する“南寺”と、かつて歯科医院兼住居だった建物が大胆にアート作品に作り替えられた“はいしゃ”の2つです!
“南寺”は1回の入場者数に制限があるため、整理券をもらう必要があります。
目を開けているのか閉じているのかが分からなくなる程の暗闇から始まる作品で、次第に目が慣れてくる感覚は未体験で不思議なものでした。
“はいしゃ”の外観はこちらです。
中に入ると確かにかつて住居だったのだと感じられる間取りですが、彫刻などで埋め尽くされていて圧倒されます。
まとめ
とにかく島中がアート!
歩いて散策をすると楽しい発見がたくさんあります。
のんびりとした空気の中で、散歩やサイクリングを楽しみながら観光する気持ちで行くといいと思います。
島内には美術館もいくつかありますし、かわいい銭湯もあります。
2日間あればすべて存分に楽しめるかと思いますので、訪れる機会がありましたら、ぜひ1泊してみてください!
※この記事は2018年5月に行った際の体験談です。(20代後半/女性)