【石川】金沢市のシンボルの1つ金沢城公園

石川県の金沢市には、日本三名園の1つである兼六園があります。
その兼六園に隣接しており金沢市のシンボルの1つとなっている存在が金沢城公園です。
今回はこの金沢城公園の見どころを紹介していきたいと思います。

概要

名称

金沢城公園

石川県、金沢城公園から見る五十軒長屋

所在地

石川県金沢市丸の内1-1-1

アクセス

JR金沢駅から路線バスに乗り、金沢城公園か兼六園で下車、約15分~20分
タクシーの場合、金沢駅から約10分
車の場合、金沢東ICもしくは金沢西ICから約30分、金沢森本ICから約20分

こんな人にオススメ

歴史的な建造物が好きな人に特におすすめです。
歴史に特に詳しくない方でも、広々として緑に溢れた園内を散策するのはとても気持ち良いです。
少人数でのんびりと散策するのがおすすめです。

滞在時間

周囲をぐるりと散策して、30分程度かかりました。
五十軒長屋等の内部の拝観をする場合は、もう少し時間の余裕を見たほうが良いかと思われます。

費用

金沢城への入園料自体は無料となっています。
五十軒長屋への入館料は大人(18歳以上)310円、小人(6歳~18歳未満)が100円となっています。

アピールポイント

金沢城公園のアピールポイントと言えば、その長さが特徴的な五十軒長屋がまず挙げられるでしょう。
そして、建造物の他に庭園や櫓跡、広場など様々なスポットがあり、園内が非常に広々としており、散策にぴったりなのも魅力の1つです。

目を見張る長さの五十軒長屋

金沢城公園は、兼六園の西側に隣接している公園になります。
城が作られ始めたのは1583年にまで遡ります。
現在でこそ敷地が広くなっていますが、城が建てられた当初はそれほど広くなかったというのですから驚きです。

1759年に火災があり、城のほとんどはそこで消失してしまったそうです。
その後も再建と消失を繰り返し、今ある姿のものは、平成13年に再建されたものとなります。

この建物、なんと言ってもその長さに驚かされます。
五十間長屋という名称は、建物の長さが五十間(約91m)あまりであることから名づけられています。
南北に伸びるその長さに圧倒されます。

この建物を写真に収めようとすると、結構引いたところから撮るか、パノラマ撮影しないと全体が映らないくらいです。

そしてもう1つの特徴がその色です。

石川県、金沢城公園の五十間長屋の色

写真で見るとよくわかりますが、壁だけでなく、その瓦も白く、とても明るい印象を受けます。
このように周囲から見るだけでも十分楽しめますが、さらに興味がある人は内部を拝観してみしょう!

戌亥櫓跡からの眺め

五十軒長屋を東側からぐるりと西側まで回った後は、少し南側の道へと逸れてみましょう。
極楽橋と呼ばれる橋を渡ると、今度は右手に三十間長屋と呼ばれる建物が見えてきます。

三十間長屋から東側の方向へ向かうと、立派な石垣が現れます。
戌亥櫓(いぬいやぐら)跡です。
本丸(城郭の中心となる区画のこと)の北西にあった櫓で、今ではその跡だけが残っています。

櫓こそないものの、ここの石垣は非常に立派なものです。
人の身長よりもかなり高いことに加え、緻密に積み上げられた石には感心するばかりです。

櫓はこの石垣の上部にあったようです。
階段を上ると視界が開け、写真のように園内を見渡すことができます。

石川県、金沢城公園にある菱櫓

正面に見えているのが五十間長屋と、菱櫓です。
青々とした木々の中にある、白い壁と瓦の抜けるような色はともに鮮やかで、確かな存在感があります。
園内を一望できるこの場所はとても開放的で、初夏のお出かけにぴったりと感じました。

まとめ

石川県金沢市にある金沢城公園には、その長さと色が特徴的な五十間長屋が圧倒的な存在感を持っています。
園内を散策する際には、景色を一望できる戌亥櫓跡にぜひ登ってみてください。
素敵な体験ができますよ!

※この記事は2015年5月に行った際の体験談です。(20代後半/男性)