【石川】四季を通して誰もが楽しめる、情緒と人情があふれるひがし茶屋街

北陸新幹線開通後、観光客が増え続けている小京都・金沢のひがし茶屋街の魅力を紹介します。

概要

名称

ひがし茶屋街

石川県、ひがし茶屋街の街並み

所在地

石川県金沢市

アクセス

JR金沢駅からバスにて「橋場町」下車 バス停から徒歩約5分
JR金沢駅から車で約10分

こんな人にオススメ

京都が大好きな方
京都の交通機関の混雑と人混みが苦手な方
のんびり歩いて散策しながら、美味しいものを食べたい方
日本酒が好きな方
外国から伝統工芸や文化に触れたいと日本に来られた方
にお薦めします。
実際、私は過去に何度も外国から日本を訪ねてきた知人とここに足を運んでいますが、皆さん楽しまれています。

滞在時間

街並みを見て歩くだけでしたら1時間もあればというところですが、お昼時であれば上品なランチやおしゃれなランチが楽しめます。
町家の落ち着いた空間で、上生菓子と抹茶を頂くこともできます。
また、金沢は金箔工芸が有名なので、自分だけの金箔工芸(コースターや鏡など)を制作する体験もできます。
小さなお店とお土産屋さんが軒を連ねていますので、一件一件に足を踏み入れて歩いていますと2~3時間は直ぐに経ってしまうと思います。

費用

ひがし茶屋街を歩くことは無料です。
それだけで雰囲気は十分楽しめます。
体験や試飲などはお店により異なりますが有料です。

アピールポイント

季節や天候を問わない、いつ行っても情緒あふれる街並みは若男女問わず楽しめると思います。

見どころの詳細

・街並みの雰囲気
初夏は、町家や石畳が、通りの奥に見える緑ときれいに調和しています。
外を観光でまわる時は天気が良いに越したことはないのですが、雨が降っていても、雪が降っていても、朝でも、夜でも、昼でも、どの風景も美しく絵になります。
また雨や雪で傘を開けば、それもまた美しく街並みに映ります。

・地酒の試飲

石川県、ひがし茶屋街で楽しむ地酒の試飲

個人的に気に入っているのは地酒の試飲です。

セットで選ぶ地酒の種類によって値段は変わります。

味の説明が書かれていますが、私はお店の方に好みを伝えてその時のお薦めを選びます。
辛口がいいとか、純米がいいとか、自分の好みを是非伝えてください。
お店の方がどれを選べばいいかアドバイスしてくれます。

何軒かあるので、日本酒が好きな方、お酒が強い方ははしごしてもいいかもって思います。

・上生菓子と抹茶
抹茶と甘味のセットもお薦めです。
お店によって甘味は異なります。

上生菓子は金沢の銘菓です。
甘いものが好きな方は、是非この組み合わせを試してもらいたいです。

・二階から眺める風景
レストランでも、カフェなら二階席。
普通のお店でも、二階に上がる機会があれば是非、窓の格子越しに外を見てみてください。
街を歩いたときとは違った雰囲気を楽しめます。

・着物でのんびり散策する
ひがし茶屋街からは、歩いていけるところに浅野川、金沢城、兼六園など観光名所がたくさんあります。
レンタル着物もありますので、最初に着物をレンタルしひがし茶屋を散策後、その他を着物で回り、最後にまたひがし茶屋街。
着物を着て回ると気持ちもゆるやかになり、慌ただしい観光地巡りとは違った懐古的雰囲気に浸れるかもしれません。

・都心から日帰りも可能だけれど、是非温泉で一泊
北陸新幹線開通で、都心からも日帰りできるようになった金沢ですが、是非温泉で一泊することをお薦めします。
加賀温泉郷や能登半島にたくさんの温泉旅館が点在しています。

・人情
最近は北陸新幹線の開通で、日本人観光客や外国から訪問されるお客様が増えていますが、それでも尚のんびりとした風情あふれるのは、金沢の人の気質が含まれている気がします。
話し方ものんびり、ゆったり。
ひがし茶屋街の雰囲気は、街と人が作りあげたものなのかもしれません。
それに触れて来てください。

まとめ

いかがでしたか?
長年金沢に住んでいたことがある私は、離れてからもひがし茶屋街にはなんども足を運んでいますが、飽きることはありません。
古い文化や雰囲気を残しながら、新しいお店が増えていますのでリピートさんにもお薦めしたいです。
是非、一度足を運んでみてください。

※この記事は2019年6月に行った際の体験談です。(50代後半/女性)