中部地方でも屈指のパワースポット。
森林群に囲まれた渓谷で大小様々な滝も点在する、四季を通じて様々な大自然を散策しながら手軽に楽しめる、岐阜県中津川市の付知峡を紹介します。
目次
概要
名称
付知峡
所在地
〒508-0351 岐阜県中津川市付知町6−39
アクセス
クルマで中央道中津川ICより257号線下呂方面へ約50分程度
こんな人にオススメ
大木の緑に囲まれながら、水のせせらぎに耳を傾けつつ、ゆったり、ゆっくり散策できますので、基本的に誰でも楽しめると思います。
私は小学生低学年の息子と、ペットのワンちゃんを連れ、家族みんなでピクニック気分で訪れました。
実際、子供連れのファミリー、若いカップル、老夫婦など、様々な方が訪れていました。
ただし、それなりの高低差もあり、道中は階段も多く、一部足元が悪いところもありますので、スニーカー等の動きやすい格好が良いと思います。
滞在時間
ゆったり森林浴、不動滝や観音滝でマイナスイオンを浴びながらの散策で約1時間。
軽食を持ち込めるなら、森の緑を眺めながらゆっくりランチなんていうのも中々優雅な時間を過ごせます。
この場合、2時間ほどあると良いでしょう。
費用
入場料はありませんので無料で楽しむことができます。
季節によっては入口に天然水で冷やしたトマトやキュウリが100円で食べられますので、オススメです。
アピールポイント
なんといっても、雄大な森林群と、大迫力で水量も豊富な滝。
これらをゆっくり、じっくり眺めていると、普段の忙しさを虚しさをキレイさっぱりと忘れることができ、間違いなくストレスが吹っ飛んでリフレッシュできます!
ジブリに出てきそうな景色
滝でマイナスイオンを浴びまくる、のももちろんオススメなのですが、私達家族の愉しみは、ズバリ「ジブリに出てきそうな景色」です。
付知峡に来ると、普段はそれほどお散歩好きではないワンちゃんも喜んで歩きたがるので、自然を上手に残しながらも至る所に巡らされた散策路をピクニック気分で進みます。
森林浴で面白いのは「今見ている景色、今感じるこの風光、今聞こえる水のせせらぎは、この瞬間にしかない」ということ。
たとえ同じ場所を2回通ったとしても、時間が違えば太陽光の差し込み方ひとつで、全く違った風景を愉しめます。
胸いっぱいに吸い込む「森林の精気」 フィットンチッド
遠方の方は中々難しいかもしれませんが、特にオススメする訪問時間帯は「早朝」です。
朝8時前後は他の観光客の訪問もまだ少なく、特に空気が澄んでいて清々しい中、森林が発散する天然の香り成分「フィットンチッド」を胸いっぱいに吸い込めるからです。
このフィットンチッド、人間たちにとっては多くの恵みを与えてくれる「森林の精気」と呼ばれ、消臭や脱臭の効能があり、空気を浄化する能力を持っています。
フィットンチッドを人間が取り込むと、自律神経の安定やストレスの減少など、数多くの癒しの効果があることが分かってきています。
医学的にも心身に深いリラクゼーションをもたらすので、私達にとって付知峡とは、文字通り、自然から力を頂戴できる「パワースポット」なんです。
河原でただ石を積むだけで、現代アートを体験!
散策ばかりだと、大人は愉しめても、小さいお子様なんかは飽きちゃいますよね。
そんな時は、散策路の脇にある河原で石積をやってみてください。
無数に存在する石の中から、積み上げやすい平たいものを探すのですが、大きさがマチマチだったりして、高く積むための順番を考えたり、試行錯誤したり、と中々奥が深いです!
ああでもないなあ・・・、こうでもない、ああ崩れた!なんてやっているうちに結構慣れてきて、1m近くも積み上げることも可能です。
どんな高さであれ、どんな積み方であれ、完成させたら、それはもう貴方だけの「現代アート」です。
ぜひ挑戦してみてください!
(小さいお子様が大きな石の積み下ろし等でケガをされないよう、十分に注意して行ってください)
まとめ
大自然の叡智を満喫できる付知峡、いかがだったでしょうか?
紅葉で有名なスポットでもあるのですが、紅葉シーズンは特に混雑しますので、私は夏が一番のオススメです!
岐阜県を訪れる際のイチオシスポットですので、是非検討してみてください。
※この記事は2021年9月に行った際の体験談です。(40代前半/男性)