【岐阜】国内生産トップの施設で体験できる!食品サンプル作り

日本ではお馴染みの食品サンプル。
飲食店ではよく見かけますよね?
食品サンプルの故郷として有名な郡上八幡で、サンプル作りを実際に体験出来るサンプルビレッジ・いわさきをご紹介します。

概要

名称

サンプルビレッジ・いわさき

岐阜県、サンプルビレッジ・いわさきの食品サンプル

所在地

〒501-4224 岐阜県郡上市八幡町城南町250

アクセス

郡上八幡駅より徒歩約5分

岐阜バス高速八幡線
郡上八幡・郡上白鳥行き
城南町下車 徒歩約1分

東海北陸自動車道
車一宮・木曽川ICより車で約40分

東海北陸自動車道
郡上八幡ICより車で約3分

こんな人にオススメ

小さいお子様はもちろん、カップルやお友達同士にもおすすめです。
サンプル作りは特にお子様には良い体験になるのではないでしょうか?
大人でも十分楽しめるので、家族みんなで楽しく体験出来ます。
作ったサンプルは記念としても残るのでおすすめです。

滞在時間

展示物を楽しむだけなら30分程あれば良いと思います。
サンプル作り体験もするのであれば50分ぐらい必要になります。

費用

入場無料で楽しめます。

アピールポイント

食品サンプルの第一人者として知られる岩崎瀧三。
試行錯誤しながら食品サンプル第一号のオムレツを成功させます。
そして瀧三の思いが現代でも受け継がれていて、郡上八幡には多くのサンプル業が存在しているんです。
今では主力の地域産業になっています。
瀧三が開設した岩崎模型製造株式会社では、一般の方でもサンプル作りが体験出来る製作スタジオの創業を始めました。
それが「サンプルビレッジ・いわさき」です。

一度やってみたい!食品サンプル作り

郡上八幡に訪れた際、たまたまサンプルビレッジ・いわさきの前を通り、飛び込みでサンプル作り体験に参加させていただきました。
体験費用は別途必要で、コースにより料金が異なります。
今回私は天ぷら1個とレタス1個を作れる900円のBコースにしました。

最初にスタッフの方が説明をしながらお手本を見せてくれます。

そしていよいよ実践!

岐阜県、サンプルビレッジ・いわさきのサンプルづくり

まずはレタスから。
白と緑の液状のロウを薄く伸ばして浮かべた後、白いロウの部分を持ちながらゆっくりお湯の中に引き込みます。
するとみるみるロウがシワシワになっていきます。
そしてそのロウを右に、左にと転がしながらふんわり丸めていくと完成です。
レタスは包丁で半分にカットした状態で持って帰れます。

続いて天ぷら。
野菜や海老など8種類の中から選ぶことが出来て、今回私は海老を選択しました。
液状のロウを30cmの高さから、お湯の中に長方形型にポタポタと落とします。
これが衣になります。
その衣の上に海老の尻尾を置き、ゆっくり衣で包み込んでいくと完成です。

当たり前ですが、スタッフの方がものすごく手際が良かったので少々侮っていました・・・。
ロウが固まってしまうので、素早さがポイントです。

テレビなどで食品サンプルを作っているのを見たことがありましたが、やってみると思っていたより難しかったです。
しかし、スタッフの方が優しく丁寧に教えてくれるので、なんとか上手く出来ました。
今回実際に体験してみてすごく面白かったですし、貴重な体験になりました。

本物よりも本物!?世界に誇れる技術

サンプルビレッジ・いわさきでは、沢山の食品サンプルが展示されています。
職人さんによる芸術品です。
本物を精巧に再現しようとする強いこだわりが、素晴らしい作品を生み出しています。
食品サンプルならではの動きのある作品は見ていて飽きません。
今や郡上八幡の立派な観光スポットとなっています。

まとめ

およそ80年の歴史を持つ食品サンプル。
ロウを使って作る伝統的なサンプル作りを是非体験してみてください。
体験する際はお湯の中に手をつける作業があるので、袖をまくりやすい服装で訪れてくださいね!

※この記事は2018年9月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)