岐阜県の下呂温泉には、合掌造りの家屋で集落を再現した合掌村と呼ばれるところがあります。
緑に囲まれ、どこか懐かしさを覚えるこの集落には、様々な見どころがあります。
少し変わった遊びもありますので、それも合わせてご紹介したいと思います。
目次
概要
名称
下呂温泉合掌村
所在地
岐阜県下呂市森2369
アクセス
【電車】
高山本線「下呂温泉」駅下車後、「合掌村・下呂交流会館」行きのバスに乗車、「合掌村」まで約6分
【徒歩】
駅から約20分
こんな人にオススメ
下呂温泉に観光に来ている方におすすめです。
集落の見学は、落ち着いた観光がしたいという人向けで、爽快感・スリルを味わいたいという人向けの「森の滑り台」というものもあります。友人と一緒に、または親子で観光するとより楽しめるかと思います。
滞在時間
集落をざっと見て巡り、森の滑り台で遊んでおよそ45分といったところです。
集落は結構広く、隅々まで見てまわるとそれに加えて30分程の時間が必要になるかと思います。
費用
大人(高校生以上) 800円
小人(小・中学生) 400円
※人数によって、団体割引が適用されます。
※森の滑り台を利用する場合、別途料金(3歳以上)100円が必要となります。
アピールポイント
あまり目にする機会のない合掌造りの建物を見ることができる絶好の場所です。
白川郷と違って実際に人が住んでいるわけではないので、建物の内部に入って見学をすることができる点も良いです。
合掌造りの建物が立ち並ぶ集落
合掌村の中へと足を踏み入れると、そこには合掌造りの建物が姿を現します。
この合掌造りの家屋は、白川郷などから移築されたもので、それにより集落が再現されています。
私が訪れた8月には、木々が青々と茂っていて山の奥地の集落に入り込んだように感じられました。
入口から80mほど歩くと、この集落における主要な建物である「旧大戸家住宅」が現れます。
合掌造りも目を引きますが、その家の横長も結構あり存在感を出しています。
細長い三角柱を横倒しにしたものをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
屋内は1階のみでなく、農機具の展示されている2階も見学することができます。
屋内からは、ほんのりと煙の香りがしていたのですが、なんと囲炉裏があり火が焚かれていたのでした。
囲炉裏の火が焚かれているからか、今でも人が住んでいるかのような生活感を感じることができます。
また旧大戸家住宅の目の前には「合掌の足湯」もあり、集落を歩いた後はこちらで小休憩することもできます。
大人でも楽しめる!全長175mのローラー滑り台
集落は道を挟んで二つに分かれています。
旧大江戸住宅のある集落から地下道を通って、もう1つの集落のほうへと向かうと、ローラー滑り台が姿を現します。
第一滑り台と第二滑り台の二つで構成されるこのローラー滑り台は、全長175mと非常に長いです。料金100円を払って、いざ滑りましょう!
ローラー滑り台を滑る際には、そこに用意されているシートをお尻の下に敷いて滑りましょう。滑り始めるとあっという間に速度は上昇していきます。
かなりくねくねと曲がったコースになっているので、体が左右に振られてかなりスリルがあります。
ただ、滑り台の周りには柵がしっかりと取り付けられていますので、振り落とされる心配はありません。
緑の中を右に左に駆け抜けていくのは、実に爽快です!
まとめ
合掌村は、普段なかなか見ることのできない貴重な合掌造りの家屋によって再現された集落となっています。
のんびりと集落を見学するもよし、長くてスリルのある森の滑り台を楽しんでもよし、と色々な体験のできる場所になっています。
下呂温泉に来た時には、ぜひ足を運んでみてください!
※この記事は2017年8月に行った際の体験談です。(20代後半/男性)