【岐阜】目で肌で感じる戦国の風、天下分け目の決戦、石田三成陣跡

概要

名称

石田三成陣跡

岐阜県、石田三成陣跡の馬防柵

所在地

〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原894-29

アクセス

関ケ原駅から徒歩で10分ほどで関ケ原古戦場跡に到着。
そのあと笹尾山という小高い丘を5~10分ほど登る。

こんな人にオススメ

日本史に興味のある人はもちろんのこと「ゲームに登場する有名な武将たちが活躍した舞台が見てみたい!」という人も一見の価値ありです!
日本人も外国の人も、歴史に少しでも興味があるなら老若男女問わず楽しめる場所です。

滞在時間

小高い丘の上から山際へ消えてゆく夕日を見ていると、30分~1時間はあっという間でした。
自分の歩いているところ全てが戦場だったと思いながら散策していると、もっと歴史の感傷に浸っていたいと思えてきます。

費用

受付などもなく、無料で気軽に楽しめます。

アピールポイント

最寄りの駅から徒歩で行けて、警備の人もいないことから、誰にも邪魔されず自分だけの世界に浸れます。
道中には旗や戦死者を弔った首塚があり、陣跡に到着する前から戦国時代の息吹を感じられます。
有名な戦場だけあってイベントも多く開催されているので、旅行の計画に組み込みやすいと思います。

家紋入り旗がいざなう決戦の地

岐阜県、石田三成陣跡の旗

天下分け目の決戦の舞台です。
敗走した西軍の総大将 石田三成が最後に見ていたであろう景色と、同じ風景を同じ目線で見ることができます。
教科書に載っている有名な合戦の決着がここで着いたのかと思うと、体の奥から熱い気持ちが込み上げてきました。

関ケ原駅からはのどかな田園風景が続き、関ケ原古戦場まで武将たちの家紋が入った旗が行き先を案内するように立てられています。
導かれているようでわくわくします。

陣跡は、段差の幅の違う、手作りっぽさがいい味を出している階段を登った先にあります。
そこには当時の再現性を高めるために馬防柵が置かれていました。
馬防柵は敵の攻撃や進行を防ぐ木で組まれた柵のことです。

最初に見たときは、再現にもかかわらずサイズも造りも本物と同じ!と驚きましたが、それは当然で、製作はプロの方の指導が入っている超本格的な一品ということです。
実際に触って揺らしてみてもビクともしませんでした。

どれほど頑丈といえど乱暴に扱うのは止めましょうね!

陣跡には音声案内装置があり、戦の様子を案内してくれます。
音声案内を聞きながら東西に広がる景色を見渡し、両陣がどのように動いていたかを想像できるのも楽しみ方の一つです。

夏の草木が生い茂り緑が濃い風景が個人的におすすめですが、サンダルで行くのは止めた方がいいと思います!
草が生えているところは気持ちいいのですが、陣跡に行くときの階段は舗装されていないので、砂や小石が足の裏に入り込んで地味につらいです。
歩きやすいスニーカーがベストです。

また森の中なので虫がそこらを飛んでいます。気になる人は虫よけスプレーをかけてからいった方がいいでしょう。

関ケ原駅の目の前には関ケ原駅前観光交流館という建物があり、古戦場の帰りはここでお土産を買うことができますよ!
観光パンフレットも置いていますし、トイレも清潔です。
コインロッカーもあるので、ホテルのチェックイン前に観光する時は、ここで荷物を預けるといいと思います。

まとめ

お城は観光先として有名だし日本各地にたくさんありますが、戦場を肌で感じてみるというのもいい体験になると思いますよ!
電車の本数も少ないわけではないので、岐阜県に旅行に行く際には、王道だけども外せない観光スポットとして思い出してください。

※この記事は2019年5月に行った際の体験談です。(30代前半/女性)