【福岡】観光客を寺社町エリアへと導くウェルカムゲート!博多千年門

博多の街の千年の繁栄を願って造られたという博多千年門。
歴史的文化財が多く残る、寺社町エリアへのウェルカムゲートの役割を果たしています。
今回はそんは博多千年門をご紹介したいと思います。

概要

名称

博多千年門

福岡県、博多千年門の正面

所在地

〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目29-9 承天寺通り

アクセス

市営地下鉄空港線
祇園駅P1出口から徒歩5分

JR
博多駅西7番出口から徒歩10分

こんな人にオススメ

歴史のロマンや、伝統的な情緒溢れる街並みに興味がある方に是非おすすめしたいスポットです。
市街地にありながらも静かで落ち着いた雰囲気で、一人でも気軽に立ち寄りやすいスポットとなっています。

滞在時間

多くの寺院が立ち並んでおり、博多千年門が出迎えてくれる博多旧市街地エリアは結構広いです。
2時間あれば散歩がてらの寺院巡りも十分楽しめると思います。

費用

無料で楽しめます。

アピールポイント

博多千年門の歴史は浅く、平成26年3月に完成したばかりです。
高さ・幅ともに約8メートルあります。
これから1000年先までの繁栄を祈念するもの、という思いが名前の由来になっています。

この博多千年門という名称は、全国に募集をかけ、約1,300点の応募の中から決定したそうです。
博多千年門は、太宰府天満宮より寄贈された「千年樟(せんねんぐす)」という樹齢千年の材木が使用されています。
まだまだ新しいながらも立派な造りになっているので、歴史ある博多旧市街地エリアにマッチしていて、フォトスポットとしても人気を集めています。
博多の新しい観光スポットですね!
幻想的なライトアップも行われているので、夜に訪れるのもおすすめです。

博多千年門の魅力

表に掲げられている「博多千年」の文字は、太宰府天満宮の宮司、西高辻信良氏によるものです。
そして裏にまわると「萬年正続」の文字が掲げられています。

この二つの言葉から千年、万年と永く繁栄することを祈念されているのがうかがえます。

また、欄間には博多織の代名詞ともいえる「献上柄模様」が彫刻されています。
訪れる際は、細やかなところにまで注目して見てみてください。

ちなみに私が訪れたときは、和を感じることができる「和の博多」というイベントが行われていたので、博多千年門にも、和の博多ロゴが描かれた大暖簾が設置されていました。

これからもイベントによって様々な表情を見せてくれるかもしれません。
楽しみですね!

厄ばらいの祈願を行う人で賑わう若八幡宮

福岡県、博多千年門にある若八幡宮

見応えのある寺社町エリアの中から、今回は若八幡宮をご紹介します。
博多では「厄払い=若八幡宮」というほど、若八幡宮は厄除けのご利益で知られており、地元の方からは「厄除八幡(やくはちまん)」の愛称で親しまれています。
毎年新暦と旧暦の大晦日に行われる「年越厄災除大祭」が有名です。

長いときには2時間以上並ばないといけないぐらい、多くの方が訪れ長蛇の列ができるそうです。

基本的には毎日厄払い・ご祈願を受け付けている、厄除けに特化した神社ですが、年越厄除大祭の前後は厄払い・ご祈願の受付が行われていない時もあるので、訪れる際は注意してくださいね。

厄除けの他にも商売繁盛、家庭円満などのご利益があるそうですよ!
御朱印もいただけるので、御朱印を集めている方にもおすすめの神社となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
博多千年門をくぐると石畳みの道が続いており、風情があって都会とは思えないほどの落ち着いた雰囲気が漂っています。
博多駅から徒歩圏内なのも嬉しいポイントです。
博多旧市街地へ立ち寄る際は、承天寺通りの博多千年門をくぐって寺院巡りを楽しんでください!

※この記事は2020年10月に行った際の体験談です。(20代前半/女性)