名古屋駅から地下鉄で二駅と、アクセス良好な大須エリア。
なのにビル街とは全く異なるこの街の楽しさは、来る人を選びません。
そんな「誰でもおいで」な街の魅力をご紹介します。
概要
名称
大須観音~大須商店街周辺
所在地
名古屋市中区大須
アクセス
名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音」駅前から「上前津」駅付近の一帯エリア。
こんな人にオススメ
歴史ある観光名所をご覧になりたいかたから、穴場スポット散策的な楽しみ方をなさりたい方まで、老若男女問わず楽しめるエリアです。
ご家族や友人と写真を撮りながら散策なさっているグループも多数見かけますが、一人で商店街の中や小道をゆったりと歩いているかたも多いですよ。
滞在時間
大須観音のお参りから商店街のメイン通りだけなら1時間ほどでサクッと回れますが、穴場的お店をじっくり眺めてみたり、好みの外観のカフェに入ってみたりしていたら、あっという間に2~3時間過ぎていきます。
費用
大須観音は敷地への入場無料。
お参りにはぜひお賽銭を。
アピールポイント
流行りもの、個性的なもの、歴史的なものまで、当たり前のように同じエリアにギュっと詰まった魅力的なエリアです。
無秩序とも言えるくらい色んなお店が隣同士に存在するので、ご家族の中で趣味が違っても別行動せずに楽しく歩けます。
街歩きスポットとして人気はありますが、街全体に人が分散しているので、「順路通りに人ごみと移動しながら、目当てのものにみんなでカメラを向けて・・・」なんてことはありません。
数秒ごとに異次元。疲れたら休憩もどこでもどうぞ
ここは大須ですよ!と大きく主張する看板は複数あるのですが・・・
じゃあ「大須」って、どんな所?と聞かれると、「うーん・・面白い所」とザックリまとめてしまう人、多いかもしれません(笑)
それもそのはず、立派な仁王様に守られた大須観音にお参りし、いつもよりもちょっぴり厳かな気持ちでさあ街歩き、と歩き出そうものなら、そこからはもう驚きの連続です。
高級ブランド店があったかと思えばギャグTシャツ激推しの服屋が現れ、さらにプチプラの古着屋が自慢気に原色の古着を店先にびっしり並べ、気を取られていたら急に昔ながらの甘味処が。
あら美味しそう・・・なんて思っていたらインスタ映え~なカラフルスイーツ店の行列に出くわし、あの色はどうなんだろう、でも気になるなー、なんてご飯のことを考え始めたのに目の前にはマニアックなパーツ屋が現れ、「パーツよりもご飯だ、空いてて美味しそうなお店は無いかな?」と小道に入ったら、超個性的な手作り雑貨の店がひっそりと扉を開けてほしそうに待っていて、ついつい寄り道したりと・・・。
街全体が手を変え品を変え「こういうのどう?」と様々な顔を提供してくるのです。
脳が「楽し疲れ」したら、一息つける飲食店もたくさん。
しかも、いわゆる定番の喫茶店からタイ料理、メキシコ料理、ピザ、おばんざい系など、ここでも「ご飯ならこれはどう?これも美味しいよ!」と大須さん(←?)のドヤ顔っぷりが発揮されます。
そしてまた歩き出すと、ふと美しい鯉の泳ぐ噴水が現れ、「綺麗だな」と立ち止まる。
そう、緩急のつけ方まで楽しい街なのです。
まとめ
いかがでしたか?
貴方も大須で一日を過ごしたら、誰かに「うーん、面白い街だったよ」なんてザックリまとめて伝えたくなるかもしれません。
アーケード内を一本それた道や細い路地にも面白いお店があったりするので、お天気予報が曇りや雨の時は傘をお忘れなく。
雨に霞む大須観音を見上げながら「今日はこの辺で何を食べようかな・・」とまったり考えるのも、オツなものですよ。
※この記事は2021年3月に行った際の体験談です。